アートの世界では考えられないことです」
2021年02月22日
1月26日、ウブロは村上隆とコラボレートした腕時計「クラシック・フュージョン タカシムラカミ オールブラック」を発表した。即予約完売してしまった世界限定200本の特別な腕時計で村上隆は何を表現したのか?本人が制作過程について語った。

こんな腕時計は見たことがない。ブラックダイヤモンドにきらめくお花のキャラクターがサファイアガラスから飛びだしている。文字盤にレイアウトされた花びらがくるくると回転する。セラミックのベゼルを含めてオールブラックにまとめるなどウブロらしさも全開だ。
新作「クラシック・フュージョン タカシムラカミ オールブラック」は、腕時計の常識を覆す驚異的な1本だった。こんな斬新なアイデアを思いつくなんて、さすがアーティスト村上隆。と思いきや……。
「僕がお願いしたのは黒いラバーストラップをつかってほしいということだけでした。はじめてウブロの時計に触れたときに、高級な複雑時計とラバーベルトという組み合わせに驚いたのですが、その出会った時のインプレッションを僕のなかでリバイバルしたかったんです。
ウブロ側には最初からこういうものを作りたいというイメージがあったんだと思います。うまくいくコラボレーションというのはそういうもの。コラボレートを提案する側が明確なイメージをもっているというのはすごく大事なことで、あとはそのムーブにこちらが乗るか乗らないかだけなんです。花びらの動きはウブロのアイデアでした。

スイスにあるウブロの工房も見学し、高い技術力があることはわかっていたつもりでしたが、今回のコラボがここまでのクオリティに仕上がるとは思いませんでした。本当に驚きの連続で。正直、感動しましたし、勉強にもなりました。この複雑な構造で、宝石も散りばめられていて、そんなクオリティのものが200個もできるなんて驚くべきことですよね。しかも価格が300万円以下だなんて信じられないですよね。アートの世界では考えられないことです」
このモデルは村上のアイコンである「お花」をモチーフにしているのだが、実は、価格を確認したとき、記者は同じことを考えていた。ムーブメントはウブロの名機「UNICO」。ボールベアリングシステムによって花びらが回転するのだが、なめらかな回転はローターの技術を採用したものだろう。スマイルで表現されたお花の中心部はサファイアガラスに埋め込まれており、この立体的なフェイスはひと目見ただけではどういう技術をつかっているのかわからないほど繊細にセッテイングされている。
アーティストとして世界中で高い人気を誇る村上隆と、高級時計業界のトップランナーであるウブロによるコラボレーションが、限定数200本。たしかに金額は桁がひとつ上でも不思議ではない。

「アートと複雑な機械式時計の共通点は、製作された時代を超えて、人から人に受け継がれていくところだと思います。この時計にはその価値がある。子どもでもわかりやすい楽しさもありますからね。それにしてもすごいクオリティ。ちょっと信じられないなあ」
そう言いながら、何度も手首につけた時計を眺めていた村上。世界でこの時計をつけられるのは200人だけ。残念なことに、発売直後に予約完売してしまったという。アートと機械式時計の可能性と未来を感じられる極上の“作品”であるだけに、コラボの第2弾に期待したい!

HUBLOT
クラシック・フュージョン タカシムラカミ オールブラック
サファイヤガラスに浮き上がるようにセッティングされた3Dフェイスには、107個のブラックダイヤモンドがあしらわれている。セラミックケース×ラバーストラップ、ケース径45mm、自動巻き、世界限定200本。¥2,890,000
記事の転載元:https://www.gqjapan.jp/watches/article/20210212-hublot-takashi-murakami

こんな腕時計は見たことがない。ブラックダイヤモンドにきらめくお花のキャラクターがサファイアガラスから飛びだしている。文字盤にレイアウトされた花びらがくるくると回転する。セラミックのベゼルを含めてオールブラックにまとめるなどウブロらしさも全開だ。
新作「クラシック・フュージョン タカシムラカミ オールブラック」は、腕時計の常識を覆す驚異的な1本だった。こんな斬新なアイデアを思いつくなんて、さすがアーティスト村上隆。と思いきや……。
「僕がお願いしたのは黒いラバーストラップをつかってほしいということだけでした。はじめてウブロの時計に触れたときに、高級な複雑時計とラバーベルトという組み合わせに驚いたのですが、その出会った時のインプレッションを僕のなかでリバイバルしたかったんです。
ウブロ側には最初からこういうものを作りたいというイメージがあったんだと思います。うまくいくコラボレーションというのはそういうもの。コラボレートを提案する側が明確なイメージをもっているというのはすごく大事なことで、あとはそのムーブにこちらが乗るか乗らないかだけなんです。花びらの動きはウブロのアイデアでした。

スイスにあるウブロの工房も見学し、高い技術力があることはわかっていたつもりでしたが、今回のコラボがここまでのクオリティに仕上がるとは思いませんでした。本当に驚きの連続で。正直、感動しましたし、勉強にもなりました。この複雑な構造で、宝石も散りばめられていて、そんなクオリティのものが200個もできるなんて驚くべきことですよね。しかも価格が300万円以下だなんて信じられないですよね。アートの世界では考えられないことです」
このモデルは村上のアイコンである「お花」をモチーフにしているのだが、実は、価格を確認したとき、記者は同じことを考えていた。ムーブメントはウブロの名機「UNICO」。ボールベアリングシステムによって花びらが回転するのだが、なめらかな回転はローターの技術を採用したものだろう。スマイルで表現されたお花の中心部はサファイアガラスに埋め込まれており、この立体的なフェイスはひと目見ただけではどういう技術をつかっているのかわからないほど繊細にセッテイングされている。
アーティストとして世界中で高い人気を誇る村上隆と、高級時計業界のトップランナーであるウブロによるコラボレーションが、限定数200本。たしかに金額は桁がひとつ上でも不思議ではない。

「アートと複雑な機械式時計の共通点は、製作された時代を超えて、人から人に受け継がれていくところだと思います。この時計にはその価値がある。子どもでもわかりやすい楽しさもありますからね。それにしてもすごいクオリティ。ちょっと信じられないなあ」
そう言いながら、何度も手首につけた時計を眺めていた村上。世界でこの時計をつけられるのは200人だけ。残念なことに、発売直後に予約完売してしまったという。アートと機械式時計の可能性と未来を感じられる極上の“作品”であるだけに、コラボの第2弾に期待したい!

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サファイヤガラスに浮き上がるようにセッティングされた3Dフェイスには、107個のブラックダイヤモンドがあしらわれている。セラミックケース×ラバーストラップ、ケース径45mm、自動巻き、世界限定200本。¥2,890,000
記事の転載元:https://www.gqjapan.jp/watches/article/20210212-hublot-takashi-murakami
Posted by 森田祐太郎 at 18:58│Comments(0)
│時計
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